105.文学フリマの思い出

 

明日5/21(日)は文学フリマ東京の開催日である。

 

わたしも出店するので、文フリの思い出などを語り、ついでとして宣伝を行おうと思う。

 

わたしの思い出語りを聞き、これを機に文フリ行ってみようかなという御仁が出たらそんなに嬉しいことはない。

 

文学フリマとは、その名の通り文学のフリーマーケットである。コミケの小説版のようなものである。

様々なブースで自分の作品を持ち寄り、即売会が行われているのだ。

1回目の文フリには道場破りとして行った。

冒頭から意味がわからないと思うので順を追って解説していこう。

当時、読者の感想に飢えていたわたしは文フリの一般客として参加し、その上で自分の書いた短編を鞄に複数忍ばせていた。しばらく会場の雰囲気を味わったのち、お時間に余裕がありそうなサークル目星をつけて声をかける。それは要約すると以下のようなものだ。

「なぁアンタ、アンタも短編やるんだろ。俺も短編には覚えがあってさ。今からアンタの本を買うが、ホントに欲しいのはカネより感想だろ? 俺もそうさ。俺の短編はここにある。もしアンタがその気なら、いっちょ対戦しねぇか? お互いに自信のある短編選んで、感想戦といこうじゃねえか。どうだい? 決まりだな。じゃぁ15分後にまた来るぜ」

 

上記は意訳とキャラ立てを過剰にしたが、文意自体は実際の会話と同じである。

 

わたしの抜群のコミュニケーション力により、複数のサークルにて快諾をいただき、複数の方に感想を頂くことに成功した。

その際にお世話になった方には大変な感謝がある。一軒目のサークルですげない態度を取られていたら、わたしはすごすごと家に帰り、布団の中でさめざめと泣いたであろうことが容易に想像できるからだ。

 

その後わたしは紆余曲折ののち、文学同人破滅派に参加とあいなった。

というわけで、これより宣伝。

 

5/21(日)文学フリマ東京36に破滅派で出店します。第一展示場  |  A-53〜54破滅派19号の特集は、広島で開催されるG7サミットにあやかった「サミット」特集。

わたしはスマブラの大会「アルティメットサミット6」で起きたドラマについて考察を載せています。
冒頭部分を載せておくので、興味がある方は是非いらしてください!

個人的には対戦もお待ちしています!

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