あなたは海に浮かぶブロッコリーのような島に行ったことがあるだろうか。
わたしはある。
ちょうどこの奥に見えるような島だ。
岸のすぐ近くまで植物が生い茂り、島の中の様子は外から窺い知ることはできない。
島に着くなり、渡されるのはこの奇妙な銃。
手短かなブリーフィングのあとで、島の中央の山へと列になって進む。こどもであっても大人と同じく一人一挺の銃を持つ。
山の中、上を見上げるとこのような感じ。外からは鬱蒼としたブロッコリーのようだが、内側から見ると十分な明るさがある。
いったいここで我々は何をさせられるのか。
手に持つ銃の重さが、我々がすでに日常から切り離されたことを無言の内に語る。
突如現れる恐竜!
ここは恐竜の住む島だったのだ。
戦え、戦えと内なる声が叫ぶ。
生き残ってどうなるかを考える間もなく、わたしは銃を構え、引き金を引く。
というわけで、ハウステンボス内のアトラクション ジュラシックアイランドに参加してきたのだ。
ハウステンボス内のハーバーエリアから奇妙な船に乗って40分。
映画デスレース2000のクルマのような船だ……
参考:デスレース2000のクルマ
島では70分程度、銃を使ったARゲームを遊ぶ。
山の中を探索し、銃に取り付けられたスマートフォンに表示される恐竜と戦いを繰り広げ、財宝を手にして帰るのだ。(写真の恐竜は単なるオブジェ)
テーマパーク内の時間で3時間近く拘束してしまうアトラクションになるが、是非体験してみて欲しい。
無人島で恐竜を相手にサバイバルゲームを行うのだ。そんなものはここにしかない。
またハウステンボスは非常に広大なテーマパークであるため園内ホテルを取って一泊か二泊するのがオススメだ。園内ホテルによっては宿泊するとテーマパークのパスポートをもらえるのでうまく組み立ててみよう。
あとはハウステンボス内の写真をランダムに。
広いオランダの街が再現されており、ホテル宿泊者なら開園前の時間から散歩も楽しめる。
歩くだけで楽しいぞ。アトラクションも昔よりは充実している。
なお、冒頭のARゲームの開発秘話はこのブログより数段面白いので、是非そちらも読んで欲しい。
https://time-space.kddi.com/au-kddi/20180627/2348?bid=co_prts_krl_0158