108.日傘のススメ

わたしは色んな日傘を使ってきた。

このたび、納得度の高い日傘を手にしたので紹介させていただく。

 

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これまで扇風機付き日傘(重くて風がぬるい)、折り畳みの雨兼用日傘、キャンプブランドの日傘など色々試したが、ようやく納得感のある日傘にたどり着いた。

 

重視した点は以下の通り。

・折りたたみ式ではないこと。

・比較的安価であること。

・レースやフリルのような装飾がないこと。

グラスファイバー骨であること。

・色

 

 

まず折りたたみ式ではないことの理由だが、折りたたみ式だとたたむのが面倒で使うことをためらうことがあるためだ。

また、よく考えると雨傘と違って日傘の要否は朝、家を出る瞬間に確定する。持って行く時は必ず使うのだから携帯性は不要なのだ。

そのため、以下のセオリーがわたしの中で確立した。

・雨傘は小さくコンパクトな折りたたみ式を。

・日傘は折りたたみ式でないものを。

 

価格が安価であることの説明は不要だろう。

フリルなどの機能的価値がないものは候補から除外した。「なんのタクティカルアドバンテージもない」とわたしの中のスネークがうるさいからだ。

 

グラスファイバー製なのは頑丈さを重視して。折りたたみ式でないことも頑丈さに一役買ってることだと思う。

 

最後のこだわりの色だが……。

これはSNSなど不特定多数に向けて書くのは少々はばかられるが……、まぁいい。書いてしまおう。

今わたしは外側が銀色、内側が黒のものを利用している。これまで使った白い日傘や黒い日傘と比べても段違いの涼しさがある。

 

要するに、結果から考えると、日光を反射して傘の周囲の温度が上がっていることが予想されるのだ。

いいのかこの傘? 許されるのか?

 

かつて物欲雑誌主導で「ちょいワル親父」という言葉が発明されたが、その「ちょいワル」の範疇に「銀色の日傘を使って自分だけ優先的に涼を取る」という行為は含まれていないと思う。

 

人は「よいこと」の奴隷だと言う。

別の集団や他人から見たら不可解なことでも、本人から見ればそれを「よいこと」だと信じるからそれが続けられるのだと。

ならば悪であるとは、その「よいこと」のくびきから解放され、自身の思うまま、「よいこと」も「悪いこと」も自由に振る舞うことのできる存在なのではないか。その結果訪れる不都合(人から後ろ指をさされるとか安心して眠れなくなるとか)を受け入れさえすれば、己の心に正直に、自由に生きる道なのではないか。

 

そんなことを考えながら、わたしは今日も日傘をさすのである。

めちゃいい商品だと思います。

めんどくさいこと考えながら使いましょう!