すっかり更新がご無沙汰になっていたが、みなさまお元気であろうか。
わたしがスマブラを下手なりに遊んでいることはこのブログで何度か触れた。
今回、プレイ環境に大きく影響がありそうな変化があったので報告させていただく。
きっかけはぷらんぐりさんと言う高名なリンク使いの方の動画であった。
リンク先はぷらんぐりさんのチャンネル
ぷらんぐりちゃんねる - YouTube
ブーメランについての解説動画などは非常に参考になった。
とても丁寧に説明してくださり助かる。
【スマブラSP】ブーメランの全て - YouTube
動画で知ったことをまとめると「ホリパッドFPSというコントローラーは、事前にPCで設定することで任意のボタンを押してる間のスティックの傾きの上限値を決めることができる」ということになる。
この製品仕様は非常に魅力的。
なぜならスマブラではスティックの傾け量に応じて、歩き〜ダッシュまで操作が変わり、一部の技にもスティック傾き量が反映されるため、非常に繊細な操作が要求されるシーンが多いのだ。
というわけで早速購入した。
株式会社 HORI | ホリパッド FPS for Nintendo Switch / PC
そこで作った設定と、それでできることについてここでは書いていきたい。
■設定1■
背面ボタン押下中、Lスティックの最大傾きを80%にしたもの。
①リンクの横Bのブーメランが必ず弱投げできる。(背面ボタン押しながら横B)
②リンクの盾を構えながらの歩行が必ずできる。(背面ボタン押しながらLスティックで移動)
■設定2■
背面ボタン押下中、Lスティックの最大傾きを49%にしたもの。
③こどもリンクで左右打ちたい方向に最速でNBが撃てる(背面ボタン押しながら横B)
④こどもリンクの盾を構えながらの歩行が必ずできる(背面ボタン押しながらLスティックで移動)
①などはぷらんぐりさんの動画で触れられているが、③もなかなかに強烈。
「こどもリンクで確実に引きステップ振り向き最速弓が撃てる」のだ。
②、④の盾歩きだが、こどもリンクの盾歩きはLスティック傾き50%越えで盾を構えないスキップ歩きになってしまう。大人は80%でも余裕で構える。
こどもは落ち着きがなく、大人は落ち着きがあることが表現されている……のだろう。多分。
この盾の上が削れているところなども、きっとヒマな時にうっかりリンクがかじったりした結果なのであろう。
こどもだから仕方ないのだ。
さて、長々と書いたが、察しの良い読者は「こんな細かな設定ができるコントローラーを使うのってアリなの?」
という点が気になっていると思う。
わたし個人は、かつてゲーセンで遊んでいた人間として「どんなふにゃふにゃのレバーでもそれが一期一会。環境に耐える力も実力の内である」と思ってきた。
現在の家庭用ゲームでの対戦は、みな自前のコントローラーを使うので、環境のマイナス方向のブレは減ったのだろうなと思う。(回線の問題は今回扱わない)
このホリパッドFPSの問題は、環境のプラス方向のブレの問題である。利用者のみに作用することも特徴的だ。
要するに「ホリパッドFPSはズルだ。インチキだ。ゴトだ!」と対戦相手が感じるかどうかについてだ。
これに関してはなんとも言えない。相手によるとしか言えないだろう。わたし個人としては「別に構わない」だが、人によっては受付られない方もいるだろう。わたしも連射コントローラーを最大活用されたら閉口する。
とは言え、「人によります」のような結論で終えても面白くないので今回強引に結論を出そうと思う。
「ホリパッドFPSはゴトなのか?」
これにはまずゴトの定義を調べよう。
ゴトの定義とは以下となる。
ーー引用
ゴトとは、パチンコやパチスロに於いて不正な方法で出玉を獲得するいかさま賭博。語源は「仕事」の略。「ゴト行為」という表現をすることもある
ーー引用終わり
なるほど。ゴトとはパチンコの話なのか!
ということはつまり……
問に対する答えは「ゴトではない(パチンコではないので)」となる。
いやーこどもリンクのNBが「炎の弓矢」でよかった。原作再現にこだわって「妖精のパチンコ」だったらゴト認定であった。危ない危ない。
最後に「如く(ごとく)の活用系「如し」の意味を貼り、怒涛のタイトル伏線回収を行なってこの記事を終了とする。
2021/12/09 追記
自分の設定が固まってきたので公開する。
まずはボタンマッピング
次にLスティック感度
解説すると
背面ボタンはどちらもLスティックの感度変更ボタンとした。背面ボタンを押してる間はLスティックの最大感度が48%になり、横Bの入力で任意方向にNBが出せる。
ボタンマッピングの初期設定では、このスティック感度変更ボタンがどこにもマッピングされていないので注意だ。
背面ボタンを押していない時のLスティック感度も調整した。スティックちょい倒し時点で70%〜80%となり、端まで倒すと一気に100%となる。これによってちょい倒し横Bの入力で確実に弱ブーメランとなるようになった。
デッドゾーン3%は、スティックを50回弾いた時に反対側にほんのちょいスティックが入ることが確認できた(跳ね戻り入力というやつ)ため。デッドゾーン設定後は跳ね戻り入力は起きていない。
・こどもリンクなどでちょい歩きしたい時は背面ボタン押しながらLスティック。
・振り向きNBが出したい時は出したい方向にスティック倒しながら背面ボタンとB(ほぼ同時で問題なく出せる)
・弱ブーメラン投げたい時はスティックちょい倒しでNB。(普通のプロコンだとNBや強ブーメランに化けやすい)
・強ブーメランやスマッシュはいつも通り。
という形で運用できるかなと思っている。
個人的にはこどもリンクで吹っ飛ばされた時に最速振り向きNBで崖に向きを合わせ、ワイヤー復帰、という動きができるのではないかと楽しみにしている。
2021/12/21
この設定ダメです!
というのもジャンプ中の横Bが上Bや下Bに化けまくる。
ほんのちょっとスティックが上下に入ってるだけで上下への入力が50%を超えていると判定されるため、優先順位の関係で上Bや下Bがでます。
致命的な事態が起こるので左スティックの感度は初期設定に戻しています。
2023/02/01
さらに追記。
設定をいじり、使用キャラをリンクに変えたので、現状報告。
Lスティック感度調整ボタンはZLに変更
調整中の感度は62%にしている。
ZLを押しながら横Bが弱ブーメランになり、ZLを押しながら斜め下BがNBになる設定だ。
つまり、振り向きNBと弱ブメの両立ができた。
円をイメージすればわかるが、半径が62%の円
は斜め下入力すると、横31%下31%となり、どちらの入力も50%を下回るため、Bの入力がNBとなるのだ。
最初にこのコントローラーを使った時点で、深く考えれば気付けた仕様だったが、頭が悪いので今までかかってしまった。
斜め45°を毎回入力するのは無理なので、誤差を考えて62%にしているここは個人差あるだろう。
他には、ダッシュ中にZLを押すことで、歩きに戻ることも実現できている。(80%程度だと、一度ダッシュしてしまうとスティックを倒しながらZLを押すのではダッシュがやめられないのだ)
また、弾きジャンプオンにしていても、この設定ではZLを押しながらの上弾きでジャンプが出ない。
そのため、復帰時の上Bでジャンプが消費されないように気をつけることも可能なのだ。
今わたしはオート踏みを導入するため弾きジャンプオンに挑戦中だが、いやー難しい。
咄嗟のガーキャン上Bがジャンプ上Bに化ける。
ZL押しながらやればいいので、100戦くらいやれば慣れるんじゃないかと。現状はそんなところ。