95.【スキル:どこでも座る】を買った話

わたしのへなちょこな過去をきみに教えよう!

 

わたしは、こういう人通りのない場所で、道幅の広いコーナーエリアを見かけるたびに「ここにベンチがあれば..…」と思っているもやしっ子だった。

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しかし! 今は違う。

違うのだ!

 

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これを!

 

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こうして!

 

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こうやって!

 

 

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こうなる!

 

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あとはこうやって座るのだ!

あ、ペットボトルは大きさ比較用です。

 

座面サイズはこんな感じ。

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というわけで折り畳みの一脚椅子を買ったのだ。

 

これで昼休みに公園でちょうど良い木陰のベンチを探して彷徨う必要がなくなった。読書の時間も、考え事の時間も、Twitterの時間も! 移動時間を省いて最大化することができるのだ。

公園にすら行かずとも、ちょうど良い木陰さえ見つければ、そこはもうわたしのテリトリーなのである。

 

ちょっとの位置調整ならば折りたたまずとも持ち歩けるし、なんなら持ち歩きながら畳むことだってできる。

 

「都会はお金を使わず何もしないで居られる場所がない。公園のベンチは足りないし、ベンチ以外のちょうどいい高さの場所には巧妙な排除アートが施されていて、腰を落ち着けることができない」

ということは常々思っており、その政治的解決を心より願う者ではあるが、ひとまずわたしは道具を使ってイチ抜けすることにしたのだ。

 

これをカバンに潜ませていると、街のどこでも休むことができる。自信満々に街を闊歩するサラリーマン、オフィスレディなどを見ながらも「でも、きみたち、疲れたらちょっと休むこともできないんでしょ? わたしは違うけどね」

とどうでもいい自信が胸から湧いてくる。

 

こういうどうでもいい些細な自信の積み重ねがわたしを支えているのだ。

 

欠点は一脚なので、座って寝ると多分危険だということ。

読書→眠くなる→歩く→また読む→

の感じで使って行けたらなと。

 

 

素晴らしい製品はこちら!

 

 

94.ゴトが如く

すっかり更新がご無沙汰になっていたが、みなさまお元気であろうか。

わたしがスマブラを下手なりに遊んでいることはこのブログで何度か触れた。

 

今回、プレイ環境に大きく影響がありそうな変化があったので報告させていただく。

 

きっかけはぷらんぐりさんと言う高名なリンク使いの方の動画であった。

リンク先はぷらんぐりさんのチャンネル

ぷらんぐりちゃんねる - YouTube

 

ブーメランについての解説動画などは非常に参考になった。

とても丁寧に説明してくださり助かる。

【スマブラSP】ブーメランの全て - YouTube

 

動画で知ったことをまとめると「ホリパッドFPSというコントローラーは、事前にPCで設定することで任意のボタンを押してる間のスティックの傾きの上限値を決めることができる」ということになる。

この製品仕様は非常に魅力的。

なぜならスマブラではスティックの傾け量に応じて、歩き〜ダッシュまで操作が変わり、一部の技にもスティック傾き量が反映されるため、非常に繊細な操作が要求されるシーンが多いのだ。

というわけで早速購入した。

株式会社 HORI | ホリパッド FPS for Nintendo Switch / PC

 

そこで作った設定と、それでできることについてここでは書いていきたい。

 

■設定1■

背面ボタン押下中、Lスティックの最大傾きを80%にしたもの。

①リンクの横Bのブーメランが必ず弱投げできる。(背面ボタン押しながら横B)

②リンクの盾を構えながらの歩行が必ずできる。(背面ボタン押しながらLスティックで移動)

 

■設定2■

背面ボタン押下中、Lスティックの最大傾きを49%にしたもの。

こどもリンクで左右打ちたい方向に最速でNBが撃てる(背面ボタン押しながら横B)

こどもリンクの盾を構えながらの歩行が必ずできる(背面ボタン押しながらLスティックで移動)

 

①などはぷらんぐりさんの動画で触れられているが、③もなかなかに強烈。

こどもリンクで確実に引きステップ振り向き最速弓が撃てる」のだ。

 

②、④の盾歩きだが、こどもリンクの盾歩きはLスティック傾き50%越えで盾を構えないスキップ歩きになってしまう。大人は80%でも余裕で構える。

こどもは落ち着きがなく、大人は落ち着きがあることが表現されている……のだろう。多分。

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この盾の上が削れているところなども、きっとヒマな時にうっかりリンクがかじったりした結果なのであろう。

こどもだから仕方ないのだ。

 

さて、長々と書いたが、察しの良い読者は「こんな細かな設定ができるコントローラーを使うのってアリなの?」

という点が気になっていると思う。

わたし個人は、かつてゲーセンで遊んでいた人間として「どんなふにゃふにゃのレバーでもそれが一期一会。環境に耐える力も実力の内である」と思ってきた。

現在の家庭用ゲームでの対戦は、みな自前のコントローラーを使うので、環境のマイナス方向のブレは減ったのだろうなと思う。(回線の問題は今回扱わない)

このホリパッドFPSの問題は、環境のプラス方向のブレの問題である。利用者のみに作用することも特徴的だ。

要するに「ホリパッドFPSはズルだ。インチキだ。ゴトだ!」と対戦相手が感じるかどうかについてだ。

これに関してはなんとも言えない。相手によるとしか言えないだろう。わたし個人としては「別に構わない」だが、人によっては受付られない方もいるだろう。わたしも連射コントローラーを最大活用されたら閉口する。

とは言え、「人によります」のような結論で終えても面白くないので今回強引に結論を出そうと思う。

 

「ホリパッドFPSはゴトなのか?」

これにはまずゴトの定義を調べよう。

ゴトの定義とは以下となる。

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ーー引用

ゴトとは、パチンコやパチスロに於いて不正な方法で出玉を獲得するいかさま賭博。語源は「仕事」の略。「ゴト行為」という表現をすることもある

ーー引用終わり

なるほど。ゴトとはパチンコの話なのか!

ということはつまり……

問に対する答えは「ゴトではない(パチンコではないので)」となる。

 

いやーこどもリンクのNBが「炎の弓矢」でよかった。原作再現にこだわって「妖精のパチンコ」だったらゴト認定であった。危ない危ない。

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最後に「如く(ごとく)の活用系「如し」の意味を貼り、怒涛のタイトル伏線回収を行なってこの記事を終了とする。

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2021/12/09 追記

自分の設定が固まってきたので公開する。

 

まずはボタンマッピング

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次にLスティック感度

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解説すると

背面ボタンはどちらもLスティックの感度変更ボタンとした。背面ボタンを押してる間はLスティックの最大感度が48%になり、横Bの入力で任意方向にNBが出せる。

ボタンマッピングの初期設定では、このスティック感度変更ボタンがどこにもマッピングされていないので注意だ。

 

背面ボタンを押していない時のLスティック感度も調整した。スティックちょい倒し時点で70%〜80%となり、端まで倒すと一気に100%となる。これによってちょい倒し横Bの入力で確実に弱ブーメランとなるようになった。

 

デッドゾーン3%は、スティックを50回弾いた時に反対側にほんのちょいスティックが入ることが確認できた(跳ね戻り入力というやつ)ため。デッドゾーン設定後は跳ね戻り入力は起きていない。

 

こどもリンクなどでちょい歩きしたい時は背面ボタン押しながらLスティック。

・振り向きNBが出したい時は出したい方向にスティック倒しながら背面ボタンとB(ほぼ同時で問題なく出せる)

・弱ブーメラン投げたい時はスティックちょい倒しでNB。(普通のプロコンだとNBや強ブーメランに化けやすい)

・強ブーメランやスマッシュはいつも通り。

 

という形で運用できるかなと思っている。

 

個人的にはこどもリンクで吹っ飛ばされた時に最速振り向きNBで崖に向きを合わせ、ワイヤー復帰、という動きができるのではないかと楽しみにしている。

 

2021/12/21

この設定ダメです!

というのもジャンプ中の横Bが上Bや下Bに化けまくる。

ほんのちょっとスティックが上下に入ってるだけで上下への入力が50%を超えていると判定されるため、優先順位の関係で上Bや下Bがでます。

致命的な事態が起こるので左スティックの感度は初期設定に戻しています。

 

 

2023/02/01

さらに追記。

設定をいじり、使用キャラをリンクに変えたので、現状報告。

 

Lスティック感度調整ボタンはZLに変更

調整中の感度は62%にしている。

 

ZLを押しながら横Bが弱ブーメランになり、ZLを押しながら斜め下BがNBになる設定だ。

つまり、振り向きNBと弱ブメの両立ができた。

 

円をイメージすればわかるが、半径が62%の円

は斜め下入力すると、横31%下31%となり、どちらの入力も50%を下回るため、Bの入力がNBとなるのだ。

最初にこのコントローラーを使った時点で、深く考えれば気付けた仕様だったが、頭が悪いので今までかかってしまった。

斜め45°を毎回入力するのは無理なので、誤差を考えて62%にしているここは個人差あるだろう。

他には、ダッシュ中にZLを押すことで、歩きに戻ることも実現できている。(80%程度だと、一度ダッシュしてしまうとスティックを倒しながらZLを押すのではダッシュがやめられないのだ)

 

また、弾きジャンプオンにしていても、この設定ではZLを押しながらの上弾きでジャンプが出ない。

そのため、復帰時の上Bでジャンプが消費されないように気をつけることも可能なのだ。

 

今わたしはオート踏みを導入するため弾きジャンプオンに挑戦中だが、いやー難しい。

咄嗟のガーキャン上Bがジャンプ上Bに化ける。

ZL押しながらやればいいので、100戦くらいやれば慣れるんじゃないかと。現状はそんなところ。

93.コロナに対する2021年10月7日のわたしの態度

まずは10/4のニュースから

 

NZ首相、「コロナゼロ」戦略断念 デルタ株封じ込めできず

https://www.afpbb.com/articles/-/3369261?cx_amp=all&act=all

 

以下引用-------

ニュージーランドは、新型コロナウイルスの根絶を目指す厳格な政策により国土の大半が流行から守られ、国境封鎖下で国民はパンデミック(世界的な大流行)以前に近い日常生活を送っている。しかし、人口の多いオークランドで8月に発生した半年ぶりの市中感染は、7週間に及ぶロックダウン(都市封鎖)を実施した後も感染者数の減少に至っていない。

 アーダーン氏は記者会見で、感染力の強い変異株「デルタ株」が局面を一変させる「ゲームチェンジャー」となり、ウイルス根絶ができなくなったことが確認されたと語った。

「長期にわたる制限を導入しても、(感染者数が)ゼロになっていないのは明らかだ」

 アーダーン氏は、コロナゼロ戦略を直ちに撤回するわけではないとしつつ、オークランドのロックダウンについては新規感染者数が減らなくても一部緩和する方針を示した。

 

------------

 

うーむ。マジか。

一度数をガツンと減らして、即時検査と即時保証と隔離とやればイケるもんだと思っていたのだが、デルタ株の前では無理なのか。

 

うーむ。

では今まで通り以下①〜⑤をやっていくしかないのか。

 

①自分の家以外では基本的にマスクをつける。

②こまめに手洗いを行う、アルコール消毒も同様。

③人が多く、前述の①と②が守られない可能性の高いところへはいかない。

④ワクチンを定期的に打つ。(政府頑張れ)

⑤普段接点の無い人との交流はなるべく避ける。

 

③と⑤に関しては人によって基準が曖昧になる。ここは厳密に決めた方が反発が出るので、終わりが見えない今では個人に裁量を預けた方が良いかもしれない。

 

我々庶民はこの状態で生活が成り立つようにちゃんと稼いで行く必要がある。生活を成り立たせるためにある程度リスクを冒す必要のある方もおられるだろう。なんとかそういう方に補償のようなものがあればいいのだが。

 

で、日々の感染者数を政府がチェックしながら、増えてきたら緊急事態宣言を随時出す。

宣言の期間中は③と⑤の基準を個人個人が変える。

 

まぁそれはこれまで一年半やってきたことと変わらないのかな。

④のワクチンが増えたのがグッドニュースだが、まだまだ終わらないんだなと思い、暗い気持ちになっています。

 

 

わたしをリアルで知っていて、これがまだまだ続くと困るという人は連絡ください。

なんとかできることがないか一緒に考えます。

 

この記事はもうしばらく時間が経ったあとに「この時の態度は間違いでした。ごめんなさい」と言うために書いて残しています。

 

92.旅行にも行かず、家族写真もなかなか撮らないご時世だから

昨今、なかなか旅行にも行けないようなご時世なので、家族写真もそれほど撮っていないという方はいらっしゃるのではないか。

そんな御仁を嫉妬の渦に叩き込む映像をお見せしよう。(性格が悪い)


ズルキヨこどもリンクvs長男ジョーカーの3先勝負である。

先に三回勝った方が強くて偉いというシンプルなルールである。

2021/09/29に対戦を行った。


これはいわば我が家のアルバムを公開しているようなものなので拙いところも含めてわたしは微笑ましく、嬉しい。

 

まったくどうでもいいことだが、大人がこどもキャラを使っていて、こどもが大人キャラを使っているというややこしい倒錯がここにある。あるからなんだということもないのだが。

 


1試合目

https://www.youtube.com/watch?v=zCZVaJqXJIc

 


2試合目

https://www.youtube.com/watch?v=3qKwt09AQAA

 


3試合目

https://www.youtube.com/watch?v=Wf4W4QUAb_Y

 


4試合目

https://www.youtube.com/watch?v=89VXoH2P4Ik

 


5試合目

https://www.youtube.com/watch?v=9AwdDoEBom0

91.コロナに対する2021年9月末のわたしの態度

ひとまず日々の感染者数は下がった。

 

要するにこれが

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こうなった。

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ひとまずオリンピックでの負債が一旦は消えたのではないか。(政府に対する信頼が毀損された件など精神的な歯止めが失われた点は除いたとして)懸念された各国のコロナが混ざることによって変異したオリンピック株などもまだ見つかってないし。

 

でも今年一月のピークから考えると、まだまだ危険。

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感染者数が下がったのは季節性要因であろうとわたしは考えている。(なんか知らんけどすごく流行ったあと、落ち着く性質がある)

 

で、withコロナで行くのなら、10月後半頃に感染者数が増加するまで、緊急事態宣言を解除して、人混みを避けながらマスクつけつつ行動なんだろうな、と。なんなら懐かしい人にも簡単にご挨拶する方も多いだろうと思う。

 

ゼロコロナで行くならここから強力な外出規制に入って、国民に金配って一旦ゼロ付近まで減らして、検査隔離体制整えて、何より空港や港でのPCR検査と検査NGの場合の隔離を徹底する形だろう。

 

日本グリーンゾーン化計画

https://greenzoneproject2021.wordpress.com

 

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 わたしは……一人でグリーンゾーン化とか言ってても意味ないよなぁと思いながらマスクつけながら出社です。

 実家にこども連れて行こうかな。全員ワクチン打ってるし、ワクチンの効果は5ヶ月くらいから減ってくるって言うし……

 

 この記事はもうしばらく時間が経ったあとに「この時の態度は間違いでした。ごめんなさい」と言うために書いて残しています。

 

90.スマブラのためにプロコントローラーに八角ガイドを導入したのであーる。

わたしは最近スマブラにお熱。

使用しているのはプロコントローラー。

しかしプロコントローラーには不満があり、それはスティックに八角ガイドがないこと。

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この通りスティックの穴のフチは丸いのだ。

 

対して、ゲームキューブコントローラーはこの通りスティックに八角ガイドが付いている。

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スマブラにおいて、このガイドがあることはすごく重要なのだ。

というわけで以下の商品を購入した。

 

こちらはコントローラーのガワを交換することでプロコントローラーに八角ガイドを導入するための商品。

 

作業風景は以下のような感じ。

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で、肝心の使用感だが。

八角の凹みに合わせて左から順に時計回りでスティックを止めた時のスティック位置は以下の通り。


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うおおお!   完璧!

 

 

動画で各凹みに合わせてスティックを回してみたものを撮影した。

参考になれば幸いだ。



 

細かい話だが

左スティック左上、右上での必殺技は上必殺技、アタックは横強(上シフト)が出る。

左スティック左下、右下での必殺技は下必殺技、アタックでは横強(下シフト)が出る。

このあたりはゲームキューブコントローラーと一緒だ。

 

この八角プロコンで公式大会などの大会参加は難しいかも知れないが、通常のオフ会や家でのプレイなどでは問題ないだろう。(個人的にはこの程度の改造は認めて欲しいが、その判断は大会などのオフラインシーンで活躍する方に委ねようと思う)

 

個人的には「上必殺技が横必殺技に化けてしまって復帰失敗」のようなシーンの時に「凹みでスティック止めて技出せばいいのだ」と具体的な反省ができるのでとても満足している。

 

 

89.短編小説の反省会3

わたしが応募していたカクヨムweb小説短編賞の最終選考結果が発表された。

https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_short

 

 

わたしは「無敵のあなたへ」で応募。

中間選考にすら残らなかった。

 

 というわけで受賞作を読んで自作との差を反省していく。

感想なのでネタバレもある。

 

 

自作 『無敵のあなたへ』

https://kakuyomu.jp/works/1177354055204745225

 

 

受賞作1 『ジャクリーンの腕』

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887761459

 

これは面白かったです!

素晴らしい。

実はウチはこどもが生まれたあと、耳たぶが頭側に陥没していたのです。で、耳たぶを持ち上げて固定するために、義手や義足を作る工房みたいなところに行って固定するギプスを買った経験があります。あれは本当に尊いお仕事だなぁと思った次第です。一人一人の欠損が違うので、調整は手作業。大量生産は望むべくもないので価格も高いのですが、ウチはともかくこうしたものこそ安価でなんとか出来ないものか、と胸が潰れそうな気持ちになったのを覚えています。幸いウチはすぐに耳たぶもぴょこんと出たので、今ではマスクもメガネも問題なく使えますけどね。文体も世界観も美しいので受賞も納得です。

 

 

 

受賞作2 『ペットボトルを机に置いてください。出来たらあなたは合格です。』

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888177212

 

 あらすじ

 就職の面接会場で行われる、矛盾した要求。果たして主人公は内定を勝ち取ることができるのか……

 

 まぁ、少し面白い。

 こんなこどもっぽい面接あるかよ、とかは置いといて。短編に求められるのはこのくらいの社会批判性なのかなぁ。

受賞羨ましいな。いいないいな。

 

 

受賞作3 『アスパラが紡ぐ幽霊』

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888227055

 

 あらすじ

 屋上の開かずの間(使われてない倉庫)で知り合った男女が仲良くなる。お互いに名前を知らないという特別な関係を楽しんでいたが、男が頑なに名前を明かさないため、女は調査を開始する。彼の正体は学校で噂の幽霊なのでは……と疑念を持つが……

 

  読んでて取り立てて面白いとは思わなかった。映像化した時の見栄えなどが選考理由時の基準にあったようなので、ブラジャー姿の女子高生というのが、選考委員的にちょうどよかったのではと思われる。受賞羨ましいなと思いつつも、わたしはこういう作品を書くぐらいなら書かない方がマシだと思ってるので、別にいいや。