深川江戸資料館に行ったのだった。
http://www.kcf.or.jp/fukagawa/
江戸とニンジャに憧れた外国人が友人にいるのなら、ぜひ連れてくるといいだろう。わたしはそんな友人いないけれど。
お値段もお手頃、子ども50円、大人400円だ。
とても利益を上げているとは思えない。おそらく儲け度外視で国や区などが文化的意義を持って運営している施設なのだ。ありがたいありがたい。区民の方もそうでない方も、行けば行くだけお得ではないか。ぜひ行こう。
ここは3階建てのホールに、江戸の街並みを再現している。
入ってすぐはこんな感じ。
地の底まで降りる階段を下ると
そこはもう江戸!
この人はエドモンド本田。
彼はいない。
長屋、米屋、八百屋、大工などの家があり、家の中に入ることができる。
このようにタタミの上や板の間にあがることもできるので、サイズ感もバッチリわかる。
「タタミルームは機能を限定しない。中央に据えた家具に応じて、居間、食堂、寝室などに変化する。あくまでも部屋は器でしかないというのが、日本家屋の文化だ」とでも説明すれば、あなたも日本代表として立派に胸を張れる。繰り返すが外国人の友人はいないのだが。
あとたぶん、狭いことの言い訳ですね。
実際に中に入ることができるので、
長屋には押し入れはないが布団をどうやって収納したのか?
水道がない家では水はどうするのか?
ガスがない時代のキッチンは?
電球がない時代に照明を設置する場所は家のどこ?
など当時の生活を垣間見ることができる。
江戸の工夫とそれでも残る不便さに、テクノロジーの恩恵を充分に感じることができるだろう。
こちらは当時の移動式屋台。
いつの時代もポータブルな需要はあるのだ。
何とこのサイズで調理までできてしまう。
昔から働きすぎだろ。日本人。
この、棒で左右に荷物を吊り下げて運ぶタイプのものは色々なバリエーションがあり、当時の思想的流行だったのか、テクノロジー的な最適解だったのか、人口密集地のため車輪を使えなかったのか、興味は尽きない。
興味は尽きないが、所用により30分強しかいなかったので、このくらいしか書くことはできない。
ので終わり。
最後に。
江戸の時代も犬はおしっこを片足あげてしてたんだね、というしょうもないことでオチとします。