『モンスターハンターダブルクロス』(以下MHXX)のことを書いておこう。
世に言うモンハンシリーズの2017年5月時点の最新作のことだ。タイムリーなことに、つい先日nintendo switch版の発売が発表された。
モンハンは人によって遊び方が大きく異なるので、自分のプレイスタンスを明らかにしておこうと思う。
わたしは主に通勤電車とエアロバイクに乗りながら遊んでいる。通勤電車ではもちろんソロ(1人プレイ)だし、エアロバイク中も大体はソロだ。最近幸運なことに友人とオンラインでプレイすることも増えたが。
腕はそれほどほどうまくない。アイテムに頼りながらなんとかラスボスを倒せる程度の腕だ。おそらくこの程度の腕のプレイヤーが最も人口が多いと思うのだが、あまり見かけることができない。
ブログでモンハン日記などを書いている人は極端に上手い人が多いし、ましてソロプレイヤーとなると上手い人が多いことが理由かなと思っている。また、オンラインでのプレイができるため、ソロでは遊ばないひとが増えているのかもしれないと予想している。
上手くないなりになんとかできるところがモンハンには沢山あるので、そのことを書いておこうと思ったのだ。その種のテキストがこうして残ることにはそれなりの価値があるだろう。
上手くない人が1人でプレイするモンスターハンターのススメ
モンスターは強い。わたしはさほど強くない。
その差を埋めるため、色々する。
それが人間の知恵であり工夫であり、その部分こそが遊びなのだ。
工夫のコンセプトは「死ななきゃいつか倒せる」である。
ではその工夫を以下に紹介しよう。
○生存率最強の武器は片手剣
モンハンは武器の種類によって大きく操作が変わる。「死ななきゃいつか倒せる」を実現するためにわたしは片手剣がベストな選択だと思う。
理由は片手剣の特徴にある。
- 1 攻撃の隙が少ない
- 2 納刀せずにアイテムが使える
の2点が主な理由。
これ以外に片手剣だけのお得な要素は
- 3 段差の下からでもジャンプ攻撃ができるのでモンスターに乗りやすい。
- 4 刃薬というアイテムを使ってモンスターの疲労やスタンを狙ったり、部位破壊を急いだり、攻撃力を底上げできる。
- 5 ブシドースタイルを選ぶと、ジャスト回避後の攻撃が二種類のジャンプ攻撃なのでモンスターに乗りやすい。また、XAのジャンプ攻撃の移動力が大きいため、回避にも使える。
- 6 ブシドースタイルのジャスト回避が難しい場合、Rボタンでガードしながら遅めのタイミングでBボタンを押すことでガードの保険をかけながらジャスト回避が狙える。
……正直、他武器と比較しても恵まれすぎている気がする。4ひとつとっても、これまでのシリーズではハンマーの特権だったものに進出しているし、6については他武器にないメリットだと言える。
武器の切れ味についても最終強化に関して言えば他の武器種よりも切れ味が良いものが多いため切れ味を伸ばすスキルが不要だったりもする。
○回復アイテムを最大限に持ち込む。
回復薬×10
回復薬G×10
ハチミツ
マンドラゴラ×10
わたしはこれらは常に持ち込んでいる。アイテムボックスでアイテムのセットを登録できるので忘れず登録しておこう。
○回復に適したスキルをつけよう
キノコ大好き
早食い+2
モンハンは下位、上位、G級とストーリー進行と共に難易度が上がっていくのだが、上位の終盤には上記のスキル構成の装備が作れるはずだ。ティガレックス、イビルジョーの装備がオススメだ。キノコ大好きは体力を全回復するマンドラゴラを使えるようになり、早食いは回復アイテムの使用速度が1・8倍にスピードアップする。
なお、モンハン攻略のサイトを見ると匠、超改心、達人 などの攻撃力を高める方向でのスキル構成が載っているのだが、これは「死ぬ前に倒す」のコンセプトなのでこの記事では扱わない。あくまで「死ななきゃいつか倒せる」がコンセプトなのだ。
なおわたしの今の基本構成はこちら。
耐震、風圧などモンスターごとに対策が必要にならない限りこれで行くことが多い。
○下画面タッチパネルを活用しよう
3DSのモンハンダブルクロスでは下画面タッチパネルをカスタマイズできる。
このタッチパネルの中でアイテム使用ショートカットがものすごく有用だ。
モンハンはLボタンを押しながらYボタンとAボタンでアイテムをスクロールさせて選び、Yボタンでアイテム使用という面倒な操作だが、これが焦っている時だとなかなかうまくいかない。アニメ ドラえもんの「あれでもない、これでもない」とひみつ道具を選びながらパニックになる感じと言えば分かりやすいだろうか。
しかし、下画面タッチパネルにアイテム使用のショートカットを設定すると、一発で狙ったアイテムを使用できる。もちろん片手剣では、納刀せずにタッチ操作でアイテムが使えるのだ。……恵まれ過ぎだろう。
この機能を用いれば、ちょっとしたモンスターの攻撃の空振りにタッチ操作で回復を差し込める。
なおこちらがわたしの下画面タッチパネル。
左から順に
・切れ味が落ちた時の砥石
・大ピンチ用のマンドラゴラ
・モンスターごとに変化させるアイテム
・小ピンチ用の回復薬G
となっている。
アイテムショートカットの編集操作が難しいので以下に写真付きで載せる。
スタートボタンを押すと下画面が以下のように変わる。
パネルカスタマイズをタッチで以下の画面に遷移
ここでYボタンを押すと詳細設定に画面遷移する。
詳細設定でアイテム登録【大】を選んだら遷移先の画面をタッチアンドスライド操作でアイテム登録を編集できる。下に手持ちアイテムが出るのでアイテム登録ベースにドラッグするのだ。
モンハンはモンスターの隙を狙いながら攻撃していき、モンスターからの攻撃食らわないようにダメージを与えて行くゲームだ。
とはいえ、モンスターは強いので、ちょくちょく攻撃を食らってしまう。しかし、上記全てを行なっている場合、すぐに回復が可能だ。そして回復アイテムはものすごい在庫がある。
「負ける要素がない」わけではないが、すぐには負けない。ダメージを受けながら戦ううちに敵の動きを覚えてくる。最初は回復アイテムがギリギリになるが、慣れてくると回復薬Gが余るようになってくる。(わたしは慣れてないと20回くらい回復する。慣れてくると8回前後になる。とはいえ回復の隙は大きいので早食いスキルは欠かせない)
これ以外にも、敵モンスターに合わせたアイテムの持ち込みなど、戦闘前からの対策が沢山ある。反射神経以外でなんとかすることができるゲームでもあるので、シリーズの懐の深さを感じる。
そのほかの細かいテクニックについては、また今度ということで一旦筆を置こう。
今回のモンスターハンターダブルクロスはシステムの集大成となっており、シリーズの中でも不評だった要素は取りさられていて、大変面白い。全部乗せラーメンのような節操の無さはあるが、今作を自分のプレイする最後のモンスターハンターとしてもよいだけの仕上がりになっていると思う。
オススメです。
ソロで遊んでばかりだと言ったそばからアレですが、フレンド募集です。
3DSフレンドコード:3523-2020-1743
双方からリクエストする必要があるので、登録されたい方はコメントいただけると助かります。
それではよいモンハンライフを!