98.冬の帝国の作り方

 本を買いすぎてしまった。

 移動時間で読める量を遥かに凌駕する量を買ってしまったので、とにかく読みまくらないといけない。

 ところでこのブログの読者諸君はどのようなスタイルで本を読んでいるだろうか。

 

 家でのわたしの一番の読者スタイルはこれ。

 うつ伏せ寝読み。

 横文字で言うと、グラウンドスタイルである。

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 腕が疲れたら横向き寝に移行することもあるが、横向きだと紙の本はやや読みにくく、本を持つ手が疲れる。

あと、うつ伏せ寝読みは腰に悪い。

うつ伏せ寝用にねおちピローなどを買ったが、やはり腰に悪い。肩が体重を支えるので肩にも良くない(ねおちピローは肩には効果ある)

 

 

 

 

次に多いスタイルはこれ。

椅子だけではなく机も使うが、オーソドックススタイルだ。

 

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これは座っている都合上、グータラ度が低く、全身がちょっとづつ疲れる。あと、冬だと寒い。

 

この2つのスタイルを切り替えながら、わたしは本を読んでいる。

 

しかし今回、本が多いためこの二つのスタイル切り替えながら読むだけでは、疲れてしまうのではないかと考えるに至った。

そこで新しいスタイルの開拓を行ったのである。

理想としたスタイルはこれ

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あとこれ

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それを実現するにはいくつかのガジェットが必要となる。

まずこれ。

プリズムを利用して視界を90度曲げるメガネである。これをつけて真っ直ぐ前を向くと足元が見えるのだ。

 

非常に特徴的なメガネなので、装着するとIQが300くらいあるように見える。

 

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うーんIQ300。

 

あと布団。

少しだけ角度つけるためのもう一個の枕。

お腹の上に置く本を支えるクッション。

 

これらを総動員し、布団から出ずに本を読むのだ。

イメージとしてはラッコの貝割のようなポーズである。

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というわけで仰向けに寝て読書開始としたが、腕を出して本を持つ性質上、布団を胸の下くらいまでしか掛けられず、肩から上が寒いのだ。

 

かくなる上は!

このようなスナップボタン付きの膝掛けを使い、マント状に羽織る事でこの問題を解決した。

 

かくしてわたしは堅牢な冬の帝国を築き、ラッコのような姿勢でIQ300のメガネをかけ、厨二病のようなマントを羽織り、読書に勤しむのである。

 

眠くなったら、瞼を閉じるだけで眠れてしまう。

なんと画期的なことか!

なお、こちらで紹介した商品はややプリズムが小さく、視界が狭い。

 

改良版が出たとのことなので早速購入した。

使い心地に関してはこの記事にて追記するため、続報を心して待つがよいだろう!