わたしのあとに続く者のためにこれを記す。
これはわたしの苦闘と試行錯誤の記録である。あとに続く者の助けになれば幸いである。
エアロバイクを買った話を書いた。
わたしがNintendoより先にswitchしてしまった話 - くだらないものを残そうとわたしはきめたのだ。
その後およそ2日に一度の割合で一回90分程度乗っている。前回の記事で書いた通り、据え置きゲームで遊びながら漕いでいる。
ここでは、エアロバイクとゲームの相性について書いておきたい。
おそらく先行研究の無い分野だ。わたしの拙い経験があとに続く者の一助となればこれ以上の喜びはない。
スプラトゥーン
色々な方が語っているのでどんなゲームか説明不要とは思うが、一応ざっくり一言解説。
「三人称視点でインクの水鉄砲を使って4対4で撃ち合うゲーム」です。
陣地、戦線などのプレイヤーの心の中にしかなかった概念をインクを使うことで文字通り目に見えるようにしたことが素晴らしい発明で、正にコンピュータでしかできないバトルゲームです。今後複雑化が進むと、目には見えるけど処理しきれない事態になる(初級者対上級者では初級者が直面している)ので、続編ではどう複雑化させつつ対処するのかがとても楽しみですね。
エアロバイクとの相性:最悪
コントローラ:WiiUゲームパッド
ゲームパッドのジャイロ操作で狙いをつけるため、エアロバイクを漕いでいると足の動きで照準が動いてロクにプレイできない。一人用のヒーローモードでさえ、気がつくと足が漕ぐのを止めていたりする。撃ちながら動くのは相当に認知リソースを食う行為なのだと実感する。
罪と罰 地球の継承者
ざっくり一言解説「避けながら打ってやっつけると先に進むゲーム」です。わたしが一番好きなゲームの前作。ストーリーは次回作よりよい。
エアロバイクとの相性:良好
コントローラ:WiiUゲームパッド
十字キーで自キャラの移動 右スティック照準を動かして撃つ。自キャラの移動が平面だけになっているのが特徴。十字キーは能動的に移動せず、受動的に避ける程度しか使ってないのでなんとかなった印象。
マリオギャラクシー2
ざっくり一言解説「3D空間の中をマリオを動かしてゴールにあるスターを取るゲーム」です。
球体フィールドを採用していて、重力が星の中央から発生する。まさにゲームでしか味わえない冒険。1ステージごとの仕掛けの豪華さにしあわせのため息が出る。2ステージも遊ぶと満足してしまうのでまだクリアしていない。寝る前の楽しみとしてちょっとずつ進めている状態だ。
エアロバイクとの相性:悪い
コントローラ:wiiリモコン&ヌンチャク
意外にも相性は悪い。リモコンヌンチャクは両手が離れているのでエアロバイクとの相性はいい。リモコンのポインタ操作をエアロバイクのハンドルが邪魔をするが、これは腕をだらりと下げて腰あたりから画面を狙うとうまくいくことがわかった。問題はアクション難度。3D空間でジャンプして狙った場所に着地するのは脳への負担が大きいのだなと知った。とにかく気づくと足が止まる。
パンドラの塔
ざっくり一言解説「3DフィールドのアクションRPG」です。積んでいたので引っ張り出しました。登場人物が少ないのが自分好みでいいです。ヒロインが高い声で喋るのでそこは苦手。
エアロバイクとの相性:良好
コントローラ:Wiiリモコン&ヌンチャク
ジャンプ操作がないだけでこれほど楽になるとは驚きだった。また、3Dフィールドのゲームは道に迷った時に時間のロスが気になってしまうのだがエアロバイク中はまったく気にならない。「長く運動できていいじゃない」くらいの気持ちなのだ。
いかがだっただろうか。
これからもエアロバイクとゲームの相性については研究成果を発表し続けるつもりだ。わたしのあとに続く者がいれば幸いである。
人は自分の認識の世界で生きる生き物だ。
わたしはエアロバイクという現実を手にした時、世界のあり方が鮮やかに変わるのを感じた。これは恋をして世界が輝いて見えることと本質は変わらない。些細な何かが自分や世界を大きく変えうるのだ。これが人に備わった大きな希望だとわたしは思う。
小心者なので「あいつエアロバイク買っただけでこんな大騒ぎしてるぜ」とか言われるとちょっとグラッと来てしまうが。
次はタッチペンを使うゲームに行くかな。