32.当ブログはラーメン花月嵐を激烈に応援しています。

当ブログはラーメン花月嵐を激烈に応援しています。

また、いかなる社会批判、特定企業への風刺などもこめられていないことをここに宣言します。

 

だいぶ前からラーメン花月嵐の店内チラシがヤバイと思っている。どうヤバイかというと実に読ませる文章なのだ。文章により様々な認識が私たちの内に生まれるや否や、またたく間に別の位相が構築される。一読しただけではその意味するところが理解できない複雑さを備えている。まさに大人の鑑賞に耐えうる作品と言えるであろう。

……要するにどんでん返しの連続でちょっとなに言ってるかわかんない文章なのだ。

 

というわけでこちらのラーメンのチラシ画像を見ていただきたい。

f:id:wagahaiblog:20170210203601j:image 

 

そして最初の部分を拡大したのがこれだ!

 f:id:wagahaiblog:20170210203950j:image

 

 のっけからこれである。

新メニューの告知なのだが、このラーメンがいつ店頭に並ぶのか、キッズの頭では理解不能であろう。

1月なのか、2月なのか、3月なのか?

読者は縦横無尽に展開する文章に翻弄され、答えが一行目に書いてあることに脱帽する。

 

新メニューの魅力を余すことなく伝えようと、ラーメン花月嵐のスタッフは筆を取る手を休めることはない。

 次はこれ !

 f:id:wagahaiblog:20170210204020j:image

具材一つ一つに対して、「集結」「顔を揃えた」などと擬人化表現を行う。食べ物への感謝の気持ちが自然とこの表現を選ばせたのだ。具材入れたのはあなたじゃないの? とかは言ってはいけない

紙面後半では花月ラーメンマエストロへの熱いインタビューも行う。ラーメンマエストロも本文と同じようにどんでん返しを基調とした表現。花月イズムは全社員のDNAとなっていることが伺える。また、ラーメンマエストロは新メニューの味を自社のラーメンに例える。これは読者に知識があることを前提とした文章だ。

プロの読者とプロのマエストロ。

なんとも挑戦意欲が掻き立てられるニクい演出ではないか。

 「食ったことないやつにたとえられても!」などと礼節をわきまえない素人には入りこむ余地などない。

 

 

最後にこれ。

f:id:wagahaiblog:20170210204307j:image 

ニンニクの紹介ともなると紙面をこれだけ使ってもなお語り足りない様子。

「ニンニクがスゲーのはおメーの手柄じゃないから!」などとのたまう無粋な輩は店の敷居をまたぐことを許されない。

 

 

いかがだっただろうか。

当ブログはラーメン花月嵐を激烈に応援しているため、ひと笑いでもした方は是非一度最寄りのラーメン花月嵐に足を運んで欲しい。

おすすめは黄金味噌ラーメンだ。普通に美味しい。なぜか大盛りにはできない。

ラーメンを待つ間には、当ブログを魅了してやまないチラシに目を通すと楽しめるだろう。

 

また、炎上等が起こってこの素敵な文章が読めなくなることも当ブログの意図することではない。

では、良いラーメン花月嵐ライフを!