45.わたしとドラクエ

ドラクエ歴はⅡ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ、Ⅶ、Ⅸ、Ⅺだ。

クリアしたのはⅢ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅸ

クリア後もレベルあげしたものは一つもない。

好きなドラクエはⅢで、ⅣとⅤはストーリーがシリアスでよかった。

 

ⅡとⅢとⅤは時折遊びたくなる。Ⅳはライアンの章が最初にあるんだなと思うとちょっとめんどくさい。4章から遊べればと思う。

 

ぽちぽちとボタンを押す戦闘も、簡素なテキストで書かれた物語も好きだ。何度も見て馴染んだ絵本をめくるような感覚だと思う。分かり切ってる物語や展開が楽しい。エコラリアとかと同じタイプの楽しさがあるのではと思っている。そんなわけで「ゲームしたい」と「ドラクエしたい」は別枠というか別腹のような欲求なのだ。わたしの中で。

 

最新作のⅪは途中でやめてしまった。魔王を倒す前、勇者の剣を作るところでやめている。テキスト量が増えたせいか、意味がある会話が薄いと感じてしまった。魔王と勇者について仕掛けがあるからその時点までは語らないのかもしれないが、20時間近く引っ張って何もわからないのは流石にキツイと思った。

ゲームが悪いのではなく、自分が歳をとって感受性が鈍ったのだと思う。フィールドやダンジョンの移動中に猛烈に眠くなってしまうのもあった。これは完全にわたしのせいだが。

 

そんなこんなで「ドラクエしたい」という自分の欲求を満たすのにはドラクエⅪは不適切だと感じてやめたのだ。で、スマホ版のドラクエⅢに手を出した。

パーティは勇者、盗賊、盗賊、盗賊。

全員でムチかブーメランなどの全体攻撃をしている。スマホの操作性に難はあれど、ゲームハードなしで遊べるってすごいなと思ったり。

そしてドラクエⅢを遊びながらわたしはとんでもないことに気づいてしまったのだ。

「これ、ゲームしなくても、ドラクエについて思い出してるだけで面白いぞ!」と。

 

かくして、ドラクエⅢの我が盗賊団はイシスのピラミッドを攻略したところで、冒険を終えた。

「思い出すだけで面白い」は身もフタもないがわたしの中で大きな発見だったので久しぶりにブログを書いた。

「思い出すだけで面白い」

「思い出すだけで愛しい」

「思い出すだけで幸せ」

どこまで、何にまで適用できるだろうか。

適用して許されるだろうか。

その許しは本当に必要だろうか。

わたしの新たな挑戦の始まりである。

ありがとうドラクエ

 

 

 

 

良い機会だから個人的なドラクエ攻略雑感を書く。

途中で投げるわ、クリアまでしか遊ばないわで信憑性は薄い。薄いが本人は割と自信あるのだ。(超迷惑な人)

 

ドラクエはブーメランが強すぎる調整だと思っている。

ドラクエにおいて強いとは何か。

それはピンチを打破する力とピンチに陥らない力だと思っている。

 ドラクエのピンチは

 ・敵の数が多い。

・MPが切れる。

・状態異常になってキーマンが動けない。

 ・ボスの攻撃が強くて回復が追いつかない。

 

なのだが、ボス以外の全てのピンチで「なるべく多くの人数でブーメランを投げる」ことで解決できる。

ブーメランに全体攻撃という特徴があるのなら「たまになくなっちゃう」とか「回数制限がある」とかの調整が必要だったなと思う。

あとダメージも大きすぎる。剣を100としたらブーメランは50くらいにしても十分強い。(今は80くらいだと思う)

それか次の相手にあたるダメージの減衰率を50%くらいにするとか。(今は20%くらいだと感じる)

今の調整では二人に攻撃が当たった時点で剣より断然強いのだ。

というわけでしばらくエアドラクエですが、もし我がドラクエⅢの盗賊団が冒険を再開した場合、4つのブーメランが唸りをあげるであろうことを思いつつ、筆を置きます。