前回は江戸に行ったので今回は昭和に行こうという企画。
江戸の話はこちら
11.江戸に行こう - くだらないものを残そうとわたしはきめたのだ。
ちょっとだけ時間ができたので浦安郷土博物館に行ったのだ。ここでは屋外展示として昭和27年(1952年)の街並みが再現されたエリアがある。駅から微妙に遠いので、とても空いていて快適に過ごせる。暑ささえなければぼーっと縁側で座っているだけでも楽しめるだろう。
しばし写真の連打で 雰囲気を掴んでいただければと。
実際の建物を移築してあり、畳の上にも上がることができる。わたしは誰もいないので畳に寝転んだりした。
これが全体マップ
駄菓子屋さんでは駄菓子も買えるし、 天ぷら屋さんでは給茶機が置いてあり、休憩できる。
戦後の1952年ごろを再現したとは言え、陸の孤島と呼ばれた浦安なので、江戸の家屋との共通点も多い。土間に置かれたキッチンや、コンロ(かまど)と一体化した調理器具など。焼く調理の場合どうするのかと思ったら七輪と網がセットで置いてあった。
こちらは長屋の一室。
わたしもお年頃なので、男性の一人暮らしの部屋にはとても興味がある。
このようなL字型におり曲がる板を使って収納スペースを生み出す工夫は江戸の頃からあった。この国の民は昔から見ようとしないものは無き者として扱ってきたのだ(突然の社会批判)それにしてもなんて名前の家具なんだろう。ちょっと欲しい気もする。
時間の都合上、1時間以下の時間しかいなかったが、べーゴマやめんこ、浴衣の着付けなど、常駐ボランティアの方による催し物もあるようだ。
昭和と江戸の接合店が気になる方はぜひ。